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日本から直行便で行ける治安が良い国、ポーランドの魅力を徹底紹介!


バベル城

「ポーランドってどんな国?」そんな疑問を解決!本記事では、日本からのアクセスや観光スポット、グルメ、文化まで、ポーランドの魅力をわかりやすくまとめました。


おすすめお土産や現地の人々の特徴、旅行前に知っておきたい豆知識も紹介するので、ポーランドに興味がある方や旅行を計画している方は必見です!






1.1分でポーランドを説明:簡単に知りたい人向けの要点まとめ


正式名称:ポーランド共和国 首都:ワルシャワ 言語:ポーランド語 主な信仰:キリスト教カトリック 貨幣:ズロチ/PLN 人口:約3,750万人 総面積:312,679平方キロ(日本の80%くらいの大きさ、日本から四国を引いたくらいの大きさ)



2.日本から直行便で行ける!アクセスと観光の魅力


日本から直行便

Image by G.C. from Pixabay


2.1 ポーランド航空直行便で首都ワルシャワへ!


ポーランド航空(LOT)は、ワルシャワと成田を結ぶ直行便を運航しています。夏ダイヤではなんと毎日運航!冬ダイヤでも週5日の運航があります。


飛行時間は通常11時間前後ですが、ロシア・ウクライナ戦争の影響で現在は別ルートを通るため、約13時間かかるようになっています。


私もポーランド航空の直行便をよく利用していますが、とても快適で、サービスの質も非常に高いと感じています。


また九州にお住まいの方は、大韓航空もインチョンとワルシャワを結ぶ直行便を運行しているので、そちらもチェックする価値があります。


私の場合、成田に飛ぶより費用を抑えることができたし、時間も2時間ほど短縮できました。




2.2 他の国へのアクセスも◎ヨーロッパ旅行の拠点としての利便性

ウィーン

ウィーンへは飛行機でも電車でもいけます


ポーランドは他のヨーロッパ諸国へのアクセスも非常に良く、数か国を巡る旅行にも最適です。たとえば、ワルシャワからプラハやブダペスト、ウィーンへは、それぞれ飛行機で約1時間半以内で行くことができます。


また、ポーランド北部からは北欧の国々へのLCC(格安航空会社)の便が充実しており、リーズナブルな価格で北欧旅行を楽しむことも可能です。


例えば、ポーランド北部のグダニスクからノルウェーのベルゲンまで1人往復8,691円でした。


北欧まで安くいける!




2.3 日本からの直行便の到着空港名は?:具体的な空港情報と空港についてからのアクセス。


到着空港は、ワルシャワ・ショパン空港(英:Warsaw Chopin Airport/ポ:Lotnisko Chopina w Warszawie/空港コード:WAW)です。


空港内のスタッフは英語が堪能で、案内も英語表記があるため、英語が分かれば困ることはありません。


無料wifiもあります。


市内へのアクセス方法は、電車・バス・タクシー・アプリ配車タクシーの4種類があり、電車なら約25分で市内に到着するという便利さも魅力です。


おすすめのアクセス方法は電車です。 利用する際には、便利なアプリ「jakdojade」のダウンロードをすることをおすすめします!






3.ポーランドの魅力的な観光スポット


3.1 「首都ワルシャワ」:ショパンの街、旧市街、歴史的建造物

ワルシャワ

初めてポーランドを訪れるなら、まず足を運ぶのが首都ワルシャワでしょう。メルヘンな雰囲気の「旧市街」、社会主義時代の名残を感じさせる「文化科学宮殿」、緑豊かな「ワジェンキ公園」など、見どころが満載です!


第二次世界大戦で破壊された旧市街は、後に人間の手に修復されました。その姿を見ると、人間の底力のすごさを改めて実感します。



3.2 「古都クラクフ」:芸術、歴史的建物の宝庫

クラクフ

ポーランド南部にあるクラクフは、歴史と文化が詰まった美しい街。かつての王都として栄え、今でも中世の面影を残す旧市街は、まるでタイムスリップしたかのような雰囲気です。世界遺産にも登録されているヴァヴェル城や、ヨーロッパ最大級の中央広場は必見。



3.3「山岳リゾートザコパネ」:タトラ山脈でアウトドア三昧!

ザコパネの街

ポーランド南部に位置するザコパネは、タトラ山脈に抱かれた山岳リゾート。日本ではあまり知られていませんが、夏は登山、冬はスキーや雪山ハイキングを楽しむ観光客で賑わいます。


スロバキアとの国境に広がるタトラ山脈は、スイスやイタリアの山岳地帯にも負けない魅力を持つ、ヨーロッパ屈指の美しい自然スポットです。





3.4 「港町グダニスク」:バルト海の真珠

グダニスク

ポーランド北部の港町グダニスクは、バルト海に面した美しい街です。中世の趣を感じる旧市街には色とりどりの建物が並び、まるでヨーロッパの絵本の世界に迷い込んだような雰囲気があります。


黄金の門から続くロングマーケットやレンガ造りの聖マリア教会、バルト海に沈む夕日を眺めるウォーターフロント散策がおすすめです。





4.これだけは知っておきたい!ポーランドのおすすめポイント


4.1 ヨーロッパの他国と比べて比較的コスパよく旅行できる!


ロシア・ウクライナ戦争の影響が起きてから、物価が上がってきているはものの、それでも西ヨーロッパと比べると、比較的コスパが良いです!


まず、EUなのですがユーロではなく独自のズロチです。


地元で生産された新鮮な農産物が市場に多く出回り、価格も比較的安く設定されています。例えば、じゃがいもは1kgあたり約1ズロチ(約38円)、にんじんやキャベツは1kgあたり約2ズロチ(約72円)と、日本と比べて非常に手頃な価格で購入できます。



4.2 治安がよい:安心して旅行できる国としての理由

シュチェチン
ゴミも落ちてなくてとても綺麗です

ポーランドの治安はとても良いです。女性の一人旅でも安心です。実際に私の女友達も1人で遊びに来てくれました。


今まで様々な人種な人(日本人以外も)出会いましたが、皆口を揃えて「ポーランドは安全。他のヨーロッパの国々と比べても安心して夜も歩ける。」と言います。


これまでポーランド国内でテロが起こったこともありません。(2019年9月時点の情報)


ポーランド人は親切な人が多く、困っている人を助けようという気持ちが強いです。

また、ほとんどどこの街でも英語が通じるのでさらに安心です。


初対面では無表情なことが多いですが、これはスラブ民族特有の文化(知らない人に笑顔を振りまかない)で、実際に話しかけるととても親切に対応してくれます。




4.3 食器、お菓子、自然派化粧品まで、お土産に嬉しいものがたくさん!


ナチュラルコスメブランドZiaja(ジャヤ)

ziaja

Ziaja(ジャヤ)は、ポーランドのバルト海に面した街グダニスク発のナチュラルコスメブランド。1989年に薬剤師夫妻によって設立され、自然由来の成分を活かしたスキンケア・ボディケア・ヘアケア製品を手頃な価格で提供しています。


韓国では高価な値段で転売されているくらい人気があるようです。特に「kozie mleko (ヤギ

乳)」シリーズは日本人の肌にもとてもあいます。


ジャヤ

日本人の女性友達にお土産で購入しましたが、とても好評でした。


ローズマンなどのどこにでもあるドラッグストアでも、ziajaの商品を買うことができます。




老舗のチョコレートブランドWedel(ヴェデル)

チョコレート

ヴェデルは1926年に創業した、ポーランドの伝統的なチョコレートブランドです。


ポーランドのスーパーマーケットやコンビニで購入することができます。バリエーションが豊富なのもおすすめのポイントです。


またヴェデルはカフェも運営していて、カフェではホットチョコレートやケーキなどを食べることもできます。


個人的なおすすめは、コンビニやスーパーでも購入できるカップケーキ。中にたっぷりとチョコレートクリームが入っていて美味です。



ヴェデルのカップケーキ




ポーランドはティーの種類が豊富

ポーランド ティー
スーパーにずらっと並ぶティー

ポーランド人は「ティー(ヘルバタ)でも飲む?」とよく言います。寒い国だからかと思いますが、よくティーを飲みます。


ティーをよく飲むだけあってその種類が豊富。フルーツ系、ハーブ系、グリーンティー、アルーグレーなどなど。


普通のスーパーに行ってもその種類の豊富さに驚かされるはずです。そしてどれも美味しい。


日本では見たことがないような種類のティーも多く見つかります。午後はカフェインをとらないようにしている私にはとても嬉しい!





可愛いポーランドの食器


ハンドメイドのものも多いです


ポーランドの食器は可愛らしい見た目で今日本の女性のあいだで人気が急上昇しているようです。


すべてハンドメイドなのに、電子レンジ・オーブン・食洗器すべてOKで実用性も兼ねています。


ポーランド食器目当てにポーランドを訪れる人もいるほど。


芸能人のゆうこりん(小倉優子さん)もポーランド食器ファンで、彼女のインスタにたびたび登場しているそうですよ。




5.絶対食べたい!ポーランド郷土料理


ポーランドには美味しい食べ物がたくさんあります。何より日本人の味覚にある食べ物が多いと思います!


その中でも必ず食べてほしい料理をいくつか紹介します。



5.1 ピエロギ

ピエロギ

ピエロギは、肉や野菜、チーズなど様々な具材を包んだポーランド風餃子。日本の餃子同様、茹で、焼き、揚げと多様な調理法で楽しめます。


具材もバリエーション豊富なのですが、私のお気に入りは「ほうれん草ピエロギ」。ガーリックも効いていて美味しいです。


ほうれん草ピエロギ


日本人にとっては不思議に感じるかもしれませんが、ブルーベリーやイチゴのピエロギまであります。甘いものに炭水化物は私は好きではありませんが、、、



ブルーベリーピエロギ
甘ーいピエロギ

5.2 ジュレック


ジュレック


ジュレックは、ポーランドで古くから親しまれる、ライ麦発酵液Zakwasを使った独特の酸味が特徴的なスープです。


ソーセージやゆで卵を添え、パン器で提供されることもあります。その複雑な旨味と酸味を試してみてください!




6.ポーランド人の特徴と魅力

ポーランド 国旗


ポーランドに住んでいるとよく聞かれる質問が「ポーランドの好きなところは?」 です。いつも「ポーランド人」と答えるくらい、国民性が好きなポーランド人の特徴はどういったものなのでしょうか?



6.1 外は冷たく中は熱い「溶岩」のような性格


Adam Mickiewicz
Image by axe20 from Pixabay


ポーランドの国民的詩人 アダム・ミツキェヴィチ(Adam Mickiewicz)は、詩集『パン・タデウシュ(Pan Tadeusz)』の中で、ポーランド人の強い感情や不屈の精神を溶岩に例えています。


私は「見た目はしかめ面で冷たそうだけど、話始めるととても温かい」民族性が「溶岩」みたいだと解釈しています。


一般的な日本人が持つ西洋人のイメージは、知らない人にも「How are you?」とニコニコしながら聞き、「I'm fine!」と作り笑顔で答える、外側はとってもフレンドリーなそんなイメージかと思います。


ポーランド人をはじめとするスラブ民族はその真逆で、知らない人にニコニコする習慣がなく、正直に思うことを話す、そんな一面があります。


これには、社会主義の歴史が関わってきたりもするようですが、私個人としては、飾らないありのままな国民性が好きです。





6.2 いつも文句ばかりいっている?


これはポーランド人自身も認める、よく知られたステレオタイプの一つです。


仕事のこと、家族のこと、政治のこと、天気のこと…。ポーランド人はいつも何かしら愚痴を言っているように見えます(笑)。


私もポーランドに住んで数年経ちますが、これは確かに真実だと思います。ただし、本当に嫌悪感を抱いて愚痴を言っているというよりも、どこかユーモア混じりに、会話の一部として文句を言っている印象です。


むしろ、会話のきっかけやネタになっていることが多いですね(笑)。



6.3 よく働く(ハードワーカー)


ポーランド人といえば、出稼ぎに他の国へ行ったり、移民として新しい暮らしを始めたりする人が過去とても多かったです。どこの国でも「ポーランド人は働き者!」と評されることがよくあります。


実際、私自身はポーランド人と直接働いた経験はないのですが、こうした評判を耳にするのは珍しくありません。日本人と似た真面目さや勤勉さがあるかもしれませんね!


ただ、ポーランド人は仕事だけに全力を注いでいるわけではなく、休むときはがっつり休むのが特徴。


平日でも午後4時頃には仕事を切り上げて、家族や自分の時間を優先する人が多いです。また、夏には長期休暇を取って旅行に行くのも一般的。家族の時間を大切にしてそうです。


今ポーランドは経済成長中の国。これからも「しっかり働いてしっかり休む」という文化がどう続いていくのか、楽しみなところです。



6.4 自分の国や歴史への誇り


ポーランドは激動の歴史を乗り越えてきた国。だからなのか、多くのポーランド人が「ポーランド人であること」に誇りを持っているなと感じます。これはどの世代にも共通して言えることです。


もちろん、ポーランド人は「よく文句を言う」国民性でもあります(笑)。政治のこととか、いろいろ愚痴っている場面もよく見かけます。でも、ポーランドの文化や歴史について話し始めると、みんな情熱的で、とても熱心に教えてくれるんです。



6.5 地に足がついていて倹約家

Polska Cebula

Polska cebula(ポルスカ・ツェブーラ)」という言葉をご存じですか?直訳すると「ポーランドの玉ねぎ」。ポーランド人特有の節約好きや庶民的なライフスタイルを表現する、自虐ユーモアたっぷりのフレーズです(笑)。


実際、多くのポーランド人は安売りに目がなく、物を大切に長く使い、自分で修理しようとする姿をよく見かけます。


豪華な外食よりも、家での手作りパーティーやディナーを楽しむのが好き、という人も多いです。


そんな庶民的な雰囲気のおかげで、デートや友人との付き合いも気取らず気楽。僕もこのスタイルが心地よくて気に入っています。もちろん、全員がそうではないけれど(笑)。


そんな僕も cebula です。(笑)。




7.ポーランドを代表する著名人


ポーランドは歴史的にも文化的にも、世界に多大な影響を与えてきた著名人を数多く輩出している国です。以下、特にポーランドを象徴する人物をいくつかご紹介します。



7.1 フレデリック・ショパン (Fryderyk Chopin)


ショパン

言わずと知れたピアノの詩人、ショパン。彼の音楽はポーランドの民族的なリズムや旋律を取り入れ、世界中の人々を魅了し続けています。彼の作品を聴くと、どこか懐かしく、切ないポーランドの情景が浮かぶようです。ショパンの心は常に故郷にあり、亡くなった後もその遺言により彼の心臓はワルシャワの聖十字架教会に安置されています。


ワルシャワでは彼の音楽が流れるベンチもあります。


7.2 マリー・キュリー夫人 (Maria Skłodowska-Curie)


二度のノーベル賞を受賞した科学者として知られるキュリー夫人。ポーランドで生まれた彼女は、放射線研究の先駆者であり、その功績は医学や科学の進歩に計り知れない影響を与えました。彼女の名前にちなんで「キュリウム」という元素名も命名されています。ワルシャワには彼女の生家があり、現在は博物館として一般公開されています。


7.3 ニコラス・コペルニクス (Mikołaj Kopernik)


「地動説」を唱え、天文学の歴史を大きく変えたコペルニクス。彼の理論は当時の常識を覆し、科学革命の引き金となりました。トルンという町で生まれた彼は、現在もポーランドの誇りとして讃えられています。ちなみにトルンはジンジャーブレッド(ポーランド名:ピエルニク)の名産地としても有名ですよ!






8.旅行前に知っておきたい豆知識

旅行前


8.1 パスポートの有効期限、ビザの必要性


ポーランドはシェンゲン協定加盟国のため、日本国籍の方は 90日以内の観光・ビジネス目的での滞在ならビザ不要 です。ただし、パスポートの 有効期限がポーランド出国時点で3カ月以上 残っている必要があります。長期滞在を希望する場合は、ビザの申請が必要になるので事前に確認しましょう。







8.2 使用通貨や両替、クレジットカードの使い方


ポーランドの通貨は ズウォティ(PLN, zł) です。2024年時点で 1ズウォティ=約35円(変動あり)。

現地の両替所(Kantor)や銀行で円からズウォティに両替できますが、日本国内では両替できないことが多いため、ユーロを持参して現地で両替するのも一つの手です。


8.3 クレジットカード事情


ポーランドではクレジットカードの普及率が高く、VISA・Mastercard はほぼどこでも使えます。タッチ決済(コンタクトレス)も普及 しているため、スムーズに支払いができます。ただし、市場(バザール)や公衆トイレ などでは現金しか使えないこともあるため、小額の現金を持っておくと便利です。



8.4 チップやレストランでのマナー


ポーランドではチップ文化がありますが、アメリカほど厳格ではありません。レストランでは 10%程度 を目安にチップを置くのが一般的ですが、カジュアルなカフェでは不要です。カード支払い時に「チップ込みで払いたい」と伝えるとスムーズです。


また、ポーランドのレストランでは セルフサービスの店も多い ため、食後にレジで支払う形式の店ではチップは不要です。


8.4 日曜・祝日の営業状況


ポーランドでは 2018年以降、日曜日の商業営業が制限 されており、多くのスーパーやショッピングモールは基本的に休業 しています。ただし、飲食店・駅・空港・小規模な商店(Żabkaなど) は営業していることが多いです。


8.5 交通機関利用アプリ


ポーランドには電車・バス・トラム・地下鉄(ワルシャワ)があります。

都市ごとに異なるチケットシステムがあるため、「Jakdojade(ヤクドヤデ)」という交通アプリを利用することをおすすめします!


このアプリを使えば、電車・バス・トラム・メトロのルート検索や時刻表の確認ができ、 チケットの購入もアプリ内で完結します。







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