登山好き必見!北欧ノルウェーの絶景都市ベルゲンの魅力を徹底ガイド
- ptakuyap15
- 3 日前
- 読了時間: 7分

北欧ノルウェー第2の都市・ベルゲン(Bergen)は、海と山に囲まれた港町。
登山が好きな人にとっては、アクセスの良さと豊富なルートが魅力です。街全体がまるで映画のセットのようで、世界遺産と自然の両方が楽しめる場所でもあります。そんなベルゲンの魅力をご紹介します。
1. ベルゲン旅行の前に知っておくべきこと
1.1.ベルゲンは雨の街

1年のうち200日ほど雨が降ると言われているので、どんな季節でも傘やカッパなど雨具を持っていくことも忘れずに。
1.2.ベルゲンは坂道だらけ

町全体が山と海に囲まれているので、中心部は割と平坦でも、少し登るとすぐに坂!
ベルゲンでの街歩きを考えてるなら、スニーカーやトレッキングシューズ系が絶対におすすめ!むしろ歩くのが嫌いな人は向いていないかも、、
1.3.日曜日にはお店が閉まる
ベルゲンだけではなくノルウェー全土ですが、スーパーマーケットや薬局などが閉まるために登山用の食べ物などを準備する時は注意が必要です。
ただし、セブンイレブンは空いているところもありました。
2. ベルゲンの観光の定番スポット|街と歴史に触れる
2.1.ブリッゲン(Bryggen in Bergen)

世界遺産に登録されている木造の倉庫街。カラフルで可愛らしい建物が並び、中世の商業都市として栄えた面影が残っています。カフェやお土産ショップも多く、散策にぴったりです。
特にBellgårdenという細い路地はローカルアーティストのショップやかわいい小物屋さんもあるのでおすすめです。


ブリッゲンは何度も火災に見舞われました。
特に1702年の大火事で街が壊滅的な被害を受けたようですが、12世紀の元の基盤の上に再建されたため、何世紀も変わらない姿を保てているようです。
2.2.ファントフト・スターヴ教会(Fantoft Stavkirke)

ディズニー映画「アナと雪の女王」に登場するアレンデール城は、他のプリンセスの住むお城とは違い木造風の作りになっています。
これはモデルとなったスターヴ教会が木造教会であるためと言われています。
この教会は元々1150年頃に別の場所に建てられたのですが、1883年にベルゲンの修復家によって移築されたようです。
それなのに、1992年の放火で全焼後、6年かけて再建されたのが現在の姿だそうです。噂によるとサタニストが放火をしたとのこと。。。。

ベルゲン近郊にあるので、公共機関を使うか歩くと1時間ちょっとかかりますが、森の中に静かにただずむ姿は神秘的で見る価値があります。
残念ながら私が訪れた日は休館日で中に入ることができませんでしたが、木製教会ということで中も美しそうです。
アクセスはトラムが便利です。ベルゲンからファントフト(fantoft)まで18分、そこから徒歩で15分程です。
2.3.カラフルなベルゲンの街を散策

ベルゲンの街は緑がたくさんあり、カラフルな木造の家が並び散策していてとても楽しいです。もちろん安全です。




私は利用しませんでしたが、シェアサイクルや電動スクーターも乗っている方が多かったです。
2.4.ベルゲンフス要塞(Bergenhus Fortress)

ベルゲンの港近くにあるノルウェーでも最も古く、最も保存状態の良い要塞のひとつです。
ブリッゲン地区のすぐ近くなので合わせて訪れるとよいでしょう。
入場料もなくそんなに大きくもないので、短い時間で済みます。

港と一緒に要塞が写る景色は写真映えもします。
2.5.ガムレハウゲン(Gamlehaugen)

湖のそばにある小さなお城のような建物。現在はノルウェー王室の夏の離宮で、美しい庭園と湖を背景にした風景は必見です。
こちらもベルゲン近郊にあるので、ファントフト・スターヴ教会と一緒に訪れるとよいかもしれません。
3. 登山好きにたまらない!ベルゲンのおすすめハイキング
3.1.フロイエン山(Mount Fløyen)↔︎ウルリケン山(Mount Ulriken): 20km

ベルゲンで最も人気で定番な山はフロイエン山(400m)とウルリケン山(643m)。
両方ともケーブルカーもありますが、20キロほどのこの山から山への縦走ハイキングをおすすめします。
多くのハイカーがいる、また両ケーブルカー乗り場付近にはカフェやレストラン、トイレ、水汲み場まであるので、初心者でも安心してチャレンジできます。
どちらからスタートしても大丈夫です。私はウルリケン山ふもとのホステルに泊まっていたのでウルリケン山側からスタートし、フロイエン山経由でベルゲンの街がゴールというルートでハイキングしました。

いざスタート!アンテナ塔のような建物がウルリケン山

登りは一番最初だけ。。。結構急な坂です。

ウルリケン山のケーブルカー乗り場

レストランではビールも飲めるようなので、ビール好きな方はここで乾杯も良いのでは?

さあ、ここからはフロイエン山まで山の尾根をずっと歩いていくので、登りはほぼないです!
ただしわかりやすい看板があったり、トレイルも綺麗に整備されているわけではないので迷わないように注意が必要です。
ただし、尾根なので目的地が見えた状態で進むので、心配は無用です。
目印としては、ゴールは両方の山の頂上にたつ塔のような建物。その間には山小屋やケルン(石積み)があるのでそれも目印に進みます。

トレイルマラソン?大会用のサインは途中途中にありました。

雨の街ということあって、晴れた日でも地面が濡れていたり水たまりが多く、靴や靴下が濡れる覚悟で行った方がよいです。
ハイカーと同じくらいトレイルランナーも多く、次回はぜひ走ってみたいなあと思えるほど走りやすそうなルートでした。


もしハイキングや登山をすることが好きではない場合はケーブルカーを使って、フロイエン・アッパー・ステーション(Fløibanen upper station)まで上がると良いでしょう。

ベルゲンの街を一望できます。それだけではなく、おしゃれなレストランやカフェ、ギフトショップなどありました。子供の遊び場まで。

3.2.ローヴスタッケン山(Løvstakken)

ベルゲンの街を挟んでフロイエン山とウルリケン山の反対側にあるのが、ローヴスタッケン山。
こっちの方が観光客がぐっと少なく、さらに傾斜が激しいところや岩を登っていくようなところもあったので難易度としては上です。
でも私としてはこちらの方がおすすめです。頂上につくと360度の景色を楽しむことができます。

アクセス方法
出発地点:ベルゲン駅(Bergen stasjon)または中心街(Torgallmenningen周辺)
公共バスを利用
Skyss(スキュス)のバスを利用します(Skyssはベルゲンの公共交通機関)。
「Bønes」または「Fyllingsdalen」方面行きのバスに乗車。
おすすめの下車バス停:
Løvstakkveien(ローヴスタックヴェイエン)
Melkeplassen(メルケプラッセン)← より多くの登山道への分岐あり
下車後は、すぐに登山道の入り口が見つかります。道標もしっかり整備されています。
4.ベルゲンおすすめのカフェ
Det Lille Kaffekompaniet

ベルゲンで最古のカフェ。店内はとっても小さいですが、外の席があるので天気がよければ最高です。
エスプレッソ系のコーヒーからフィルター系のコーヒーまで飲めますが、なぜか週末はハンドリップは頼めませんでした。
コルタードを飲みましたがとてもおいしかったです。

ローカルも利用しているようで、味は間違いないと思います。

5.ベルゲン空港からベルゲン市内までのアクセス

ベルゲン・ライトレール(Bybanen)をおすすめします。
所要時間:約45分
料金:大人49ノルウェークローネ(NOK)、子供25NOK
運行頻度:約10~15分間隔
運行時間:早朝から深夜まで(曜日により異なる)
乗り場:空港ターミナルを出てすぐの場所にあります
チケット購入:「Skyss Billett」アプリか発券機。
ノルウェーでは発券機でチケットは発券されず、支払いはクレジットカードのみとなります。改札はなく、抜き打ちで乗車券確認を行う係員に支払い時に使用したクレジットカードを提示する必要があります。
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